大学を休学する
そもそも、休学って何だろう。大学の休学の仕方、休学中の事、復学について、私なりに書いていこうと思います。今回も文章ばかりで読みにくいかもしれません…
休学とは
はじめに、“休学”というのは、在籍中の学生や生徒が、許可を得て学校を休むことです。
休学する理由としては、
- 学費が払えないなどの金銭的問題
- 病気、ケガなどの疾患
- 留学、インターンシップ
- 学業不振
など、様々な理由があります。私の場合なら、学業不振、および将来設計の見直し、といったところでしょうか。
私が休学した事は、前回の自己紹介記事でもちょっと触れています。
ちなみに、なんとなく休学、学校メンドクサイから休学、といった理由は却下されます。きちんとした理由でないと、学長さんが認めてくれません。
休学期間は大学様々ですが、最長3~4年がほとんどだと思います。
長期休学の場合、学期毎、年次毎に休学の延長申請をする場合もあるので、休学を考えている方は、自分の大学のホームページや履修要覧をチェックしておきましょう。
休学するメリット
休学する事で、次のようなメリットが考えられます。
- 自分の時間を多く取れる
- 学生という身分を延長できる
- 一度自分をリフレッシュして、すっきりした気持ちになれる
特に最後は重要で、普段の生活で疲れ切った自分自身を労わり、無理なく次に繋げるためにとっても大切です。体・心を壊しちゃったら何もできなくなっちゃいますしね。
成績が悪い、周りの人とうまくいかない… こうしたストレスから体調を崩す人はたくさんいます。
本当にやばいと思ったら、一度休学してみてはいかがでしょうか。
休学するデメリット
皆様が休学について考える場合、こちらが真っ先に思い浮かぶかもしれませんね。
- 学習が遅れ、周りの人に置いて行かれる
- 何もせずにいると、時間を無駄にしてしまう
- 就職活動に影響を与えてしまう
いくつかは前回の記事でも取り上げました。周囲より勉強が遅くなり、同学年の友人は1つ上の学年に… さらに後輩に追いつかれてしまう。
そうしたストレスでさらに休学、戻れなくなってしまうといった事もあるかもしれません。
就職でも休学について突っ込まれた時に、マイナス印象を持たれないよう、休学中にした事をしっかりアピールできるようにする事が重要です。
ここからは、実際に大学を休学する場合についてを書いていきます。
休学をする
休学手続き
休学をするには、まず“休学願”というものを記入する必要があります。
休学願は、学群教務など(大学による)に休学理由を伝える事で受け取れます。
留学の場合、休学願とは別の“留学願”を記入しますが、私は留学経験がないのでそちらは割愛します。
休学願には自分の名前や学籍番号、住所など一般的な事のほか、休学する理由と期間を書く必要があります。短すぎるのはちょっとアレですが、できるだけわかりやすく、簡潔に書きましょう。
その後、担当教員や学群長と相談します。
きちんと理由を伝え、休学中の事、復学について確認する事が、休学するうえで大切です。
その後学群教務などに提出し、休学が受理されれば完了となります。
病気が理由で休学する場合は、医師の診断書が必要になるので、忘れず持っていきましょう。
また、たいていの大学の場合、休学願は休学する日の1か月程度前までに提出する必要があります。
いきなり
「明日から休学します!」
というのはできません。私たちが色々手続きするのと同じで、大学側も休学に関してやる事が色々あります。
その為、休学願は余裕を持って提出しましょう。
休学中にできる事
休学理由は様々ですし、休学中にできる事も様々です。
金銭的理由で休学しているなら、バイトやお手伝いをしたり。病気やケガをしているなら、しっかり休養を取って回復に努めたり。
留学やインターンで、教養を深めたり新しい発見をすることだってあります。
いざ休学してみたけど、何もすることが無い… という人。
最初はそれでもいいんです。時には何もせず休むのも、立派な事ですから。
そうしてちょっと余裕ができたら、趣味に没頭したり、新しい事を始めてみるのもまた、自分にとって役に立つかもしれません。
そんな私は休学時にブログを書いたり、ラーメン食べに出歩いたりしてました。
一度ブログの執筆はやめてしまいましたが、今またこうしてブログを書いてるので、何かしら思う所があったのかもしれません。文章苦手でも、ブログ書くのって結構楽しいんですよね。
復学をする
休学から復学して大学に戻る場合、休学する時とは別の書類を、復学の1か月程度前に提出します。
休学期間が満了して復学をする時は“復学届”、休学期間中に、休学理由が解消されて早く復学できる場合は“復学願”を記入し、学群教務に持っていきましょう。
こちらも病気が原因で休学していた場合、医師の診断書が必要になります。
後は休学期間が終われば、また大学生活がスタートします。
休学した後の大学生活は、今までとは違った感じがするかもしれません。環境の変化など、戸惑う事もありますが、精いっぱい大学生活を謳歌しましょう。
退学をする
休学中に、家庭の事情や一身上の都合により退学する場合、学群教務へ理由を伝え、“退学願”を受け取る事ができます。
退学に関しては次回書く予定なので、執筆が終わったら下にリンクを貼っておきます。
もう少しお待ちください
まとめ
今回は、休学から復学までの流れを書いてみました。
休学する決断は、決して簡単にできる事ではありませんし、私も悩みました。
ポジティブ、ネガティブどちらの理由であっても、他人の目が気になったり、周りより遅れる事の不安は心のどこかにあります。
ただし、他の人に助言を受けたりはあっても、最終的に判断をするのは自分自身です。
その判断が正しいのか、間違っているのかは分からなくても、自分が考えて出した答えなら、納得して次に繋げられるのではないでしょうか。
拙い文章でしたが、少しでも休学を考えている人の力になれば幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました。